アリニ 踊り継ぐ バリの魂
バリ島の踊り手 ニ・クトゥッ・アリニの語り
文 猪野尾洋美
写 真 小原孝博
出版社 銀河書籍
形 式 単行本
定 価 2400円+税
芸能の島バリ。
太平洋戦争のさなか、貧しい芸能一家に生まれたニ・クトゥッ・アリニ
インドネシアの独立戦争、観光の波。
信仰にあふれた小さな島に訪れた時代の流れ。
その激動の時代に踊り続け、
バリ舞踊のマエストロとなるまでの半生の語り。
〜ある女の子のおはなし。
その子は踊ることが大好きでした。
でも、どんなに上手になっも、踊り子に選ばれない。
その時に父親がかけた言葉。
それは忘れることのできない言葉となりました。(はじめにより)
バリ舞踊の大家となるまでの半生の語りと写真でつづった珠玉の一冊
目 次
1、父の背中で(出産と家族)
2、リンディおじさん(最初の先生)
3、私は踊りたい!(村の楽団と踊り子)
4、踊り手になるということ(レゴンの踊り手)
5、父が楽団に戻った日(ルバー村の楽団)
6、私が先生?(カランガセムの王宮)
7、カレール先生!(芸術高校入学)
8、レゴンの師を訪ねて(ラカ・サバ)
9、初めて海外に(コカールで教える)
10、踊りたいけれど・・・・・(結婚と出産)
11、母で妻で先生で学生(アスティ芸術舞踊専門学校)
12、夫からの贈り物(サンガル・ワリニ)
13、授けていただく(踊りの創作)
14、私の願い(バリ舞踊のこれから)
企画・制作・取材 長谷川亜美
ブックデザイン 佐味千珠子
編集協力 狩野南
写真協力 逸見幸生、中山鉄也、藤本民子
協力 皆川厚一、GustiMadeAryantha,NyomanSudarsana,RachelCooper,國藤稔、田中千晶、井上真由美